お墓の無縁化から考えると・・・・

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2014年10月19日

こんにちは、スタッフの永井です。

 

 

先日よく見る番組で気になるテーマで放送していました。

 

 

墓が捨てられる ~無縁化の先に何が~

 

 

・・・・・・ショッキングなテーマですよね。

 

 

現在日本各地でお墓の不法投棄が相次いでいて

 

 

野ざらしになっているところもあって

 

 

自治体などでじわじわと問題になっているそうです。

 

 

どうしてそんなことになったのかというと

 

 

昔よりも家族のつながりが薄くなってしまって

 

 

それによってお墓の管理が行き届かず、

 

 

放置されるお墓が急増しているんだそうです・・・・・・。

 

 

ほんとにそうなのかなと思ってしまうのですが

 

 

現実に増加してるんですね・・・・。

 

 

さらに子供からお墓の管理の拒否があったりで

 

 

先祖代々の墓を処分して納骨堂などに移す

 

 

『墓じまい』を行う人も増えているそうです。

 

 

私の実家のケースではまだまだお墓参りが一般的で

 

 

頻繁にお参りができませんが、

 

 

何かと一族で気にしています。

 

 

都市部ではそういうことならと

 

 

承継を前提としない埋葬が自治体によって進められているそうです。

 

 

とある市では、市民のニーズに応え、期間限定の墓の分譲を始め、

 

 

一定期間を過ぎれば自動的に共同の納骨堂に移される仕組みだそうです。

 

 

市民のニーズが沢山あるのならやってみることは大事ですね。

 

 

さらに東京では、火葬場から遺骨を引き取らず、埋葬さえしない『ゼロ葬』”を選ぶ人も増えているそうです。

 

 

番組の中で実際に、自分が死んだ後に要望通りの埋葬をしてくれる

 

 

NPO団体に申し込んでいる老夫婦の姿がありました。

 

 

「下見も出来るので、ああ、自分は亡くなった後は、こんな流れでいくということが良くわかってよかった」

 

 

とコメントしていました。

 

 

死んだ後のことを自分でしっかり決めることが出来て満足です・・・・・

 

 

そんなふうにも受け取れました。

 

 

番組の中で解説者は、

 

 

墓によって受け継がれてきた価値観や文化が

 

 

残念だけどいろんな形の家族が増えてきた結果

 

 

急速に失われていて、どうすることも出来ないのが現状。

 

 

生を受けてから死ぬまで同じ土地で生活をしていく人も少なくなった現代。

 

 

そうなるとお墓の管理は昔みたいにできるはずもなく・・・・と解説していました。

 

 

日本人の死に対しての、死後の考え方がが変わってきているということですね。

 

 

皆さん、どう思いましたか?この現実に・・・・。

 

 

私が番組を見終わって最初に思ったことは事実は事実として受け入れ、

 

 

そして自分の最後、その後のことは親族にも迷惑をかけないで

 

 

自分で納得する方向をきちんと決めておけば

 

 

少しは不安な気持ちを解消することができるのでは?ということです。

 

 

また、エンディングノートや遺言書を作成して要望を書いておく、

 

 

事前にお願いしている埋葬法やお墓の今後のことを書いておくと

 

 

いいなと思いました。

 

 

いろんな選択ができることで、自分なりのオリジナルなエンディングが実現できる!!

 

 

今後もいろいろ勉強して考えていきたいなと思いました!!