所長の伊藤大輔です。
井沢元彦著「逆説の日本史19〜井伊直弼と尊王攘夷の謎」を読みました。
私の愛読書シリーズで、待ちに待った約1年ぶりの最新巻!
井伊直弼にメインスポットがあたる1858〜1861年を取り上げていて、
安政の大獄や桜田門外の変という歴史イベントが次々と起こります。
私が特にメモしたのは次のとおり。
・関税自主権&領事裁判権問題の真相
・日本がアジアで真っ先に民主化できた理由
・歴史的アプローチで開国を説いた長井雅楽@長州
歴史を読むことは知識よりも知恵を生む、
という一文が歴史を学ぶ本質をついていて実に素晴らしい。
私のような歴史好きはもちろん、
幕末のように混沌とした現代に生きる人々にお勧めしたい一冊です(^O^)/