カレー好き必読!小菅桂子著「カレーライスの誕生」

カテゴリー:
2013年04月29日

所長の伊藤大輔です。

 

 

小菅桂子著「カレーライスの誕生」を読みました。

 

中日新聞の広告でふと見かけた本ですが、

カレー好きのためつい買ってしまいました(^^)

 

この本はカレーライスの食文化史について書かれていて、

インド発のカレーが日本に取り込まれて国民食となっていく過程を追いかけていきます。

 

 

次のようなカレー秘話が満載。

 

・福沢諭吉が、幕末の日本で初めてカレーという言葉を使った

 

・カレー三種の神器は、タマネギ・ニンジン・ジャガイモ

 

・東京でポークカレーが定番になったのは、日清&日露戦争で牛肉不足となったことがきっかけ

 

 

この本によると1万円の高級カレーがあるそうですが、

ぜひ一度食べてみたいものです(●^o^●)

 

カレー好きには必読の一冊です!

逆説の日本史19〜井伊直弼と尊王攘夷の謎

カテゴリー:
2013年04月21日

所長の伊藤大輔です。

 

井沢元彦著「逆説の日本史19〜井伊直弼と尊王攘夷の謎」を読みました。

 

私の愛読書シリーズで、待ちに待った約1年ぶりの最新巻!

 

井伊直弼にメインスポットがあたる1858〜1861年を取り上げていて、

安政の大獄や桜田門外の変という歴史イベントが次々と起こります。

 

私が特にメモしたのは次のとおり。

・関税自主権&領事裁判権問題の真相

・日本がアジアで真っ先に民主化できた理由

・歴史的アプローチで開国を説いた長井雅楽@長州

 

歴史を読むことは知識よりも知恵を生む、

という一文が歴史を学ぶ本質をついていて実に素晴らしい。

 

私のような歴史好きはもちろん、

幕末のように混沌とした現代に生きる人々にお勧めしたい一冊です(^O^)/

感動する!日本史

カテゴリー:
2013年04月09日

所長の伊藤大輔です。

 

白駒妃登美著「感動する!日本史」を読みました。

 

逆境をたくましく生きた十数名の日本人を取り上げた本です。

 

この本の特徴は、

吉田松陰や正岡子規のような超有名人だけでなく、

スルガ銀行創業者の岡野喜太郎、

嘉南大圳を作って台湾を豊かにした八田與一、

八重の桜でも登場予定の大山巌の妻大山捨松、

など知る人ぞ知る的な人物も数多く取り上げていることです。

 

ところで、私の印象に残った言葉は、

志のリレー=夢は一代だが志は何代にもわたる、です。

 

自分の志を後に続く人たちにリレーできるように、

私も今後の人生を日々精一杯生きていきます!