共有のリスク!?

2013年03月02日

所長の伊藤大輔です。

 

 

不動産を共同名義(共有)にすることはよく見かけます。

 

・相続で兄弟と何となく共有にした

 

・夫婦で土地を購入した

 

・親子で2世帯住宅を建てた・・・etc.

 

 

ただ、共有には法律上「共有物分割」という権利が認められております。

 

 

これは共有者がいつでもその共有状態の解消を請求できる権利(契約で一定期間禁止することは可能)で、

お互いの話し合い(話し合いが整わない場合は裁判)の上で、

 

・物理的に分ける

 

・共有物を売って代金を分ける

 

・一方の単独所有とする代わりに他方へお金で清算する

 

という3つ方法で解消することになります。

 

 

従って、共有の不動産は、

 

・兄弟の次の世代への相続

 

・夫婦の離婚

 

・養子縁組の解消

 

などが起こった時にもし揉めてしまうと、

相手からこの共有物分割を請求されてしまい、

最終的には不動産を売却するハメになってしまうリスクが潜んでいるといえます。

 

 

また、あえて共有名義を買い取った後で他の共有者に高く売りつけたり、

逆に他の共有者の権利を安く買いたたく業者もいるようです。

 

 

不動産を共有名義で取得する場合は、少し頭の片隅に入れておいて下さい。

岡崎の公証人と出張!

2013年02月21日

所長の伊藤大輔です。

 

昨日2/20、岡崎公証役場の公証人と一緒に出張しました。

 

お客様が入院されている方で、私が公証人の送迎を担当。

 

往復の車の中では色々なお話しをしました。

 

業務で出張する頻度、お住い、前職のことなど・・・

 

普段公証役場では、遺言にしろ定款にしろ事務的に手続が進むだけ。

 

ですので、今回は新鮮な体験でした(^^)

 

また出張にご一緒してみたいです!

商業登記&企業法務の研修会に参加

2013年02月09日

所長の伊藤大輔です。

 

今日は、金山の司法書士会館で開催された研修会に参加しました。

 

 

研修テーマは、商業登記&企業法務。

 

東京の司法書士が、商業登記&企業法務の実務ポイントについて講義しました。

 

 

特に良かったのが、会社法改正案についてのポイント。

 

この改正は主に上場会社とそのグループ会社向けの改正ですが、

会計監査限定監査役の登記など中小企業に影響する内容もあります。

 

まだ改正「案」の段階ですが、今後も引き続き注目していきます!