ガリレオで学ぶ、相続の順番!

カテゴリー:
2013年06月02日

所長の伊藤大輔です。

 

この前、ドラマのガリレオで相続の順番が取り上げられていました。

 

ケースとしては、

娘がいる女性が資産家の男性と再婚したが、

その娘と男性は養子縁組していなかったというもの。

 

このケースで娘が男性の遺産を相続できるかどうかは、

夫婦の死亡の順番次第となります。

 

まず、男性→女性の順番で亡くなった場合。

この場合は妻(配偶者)である女性が男性の遺産を相続し、

その後娘が女性の相続した男性の遺産を相続します。

 

逆に、女性→男性の順番で亡くなった場合。

この場合娘は男性の子どもではないため相続権はなく、

男性の遺産は男性の親か兄弟が相続することになります。

 

この順番で娘が男性の遺産を相続するには、

娘があらかじめ男性の養子となっているか、

男性が娘へ遺産を渡す旨の遺言書を書いてもらう必要があります。

 

このケースは男性が資産家という設定なので、

相続税のことも考えると控除が増える養子縁組がお勧めかな。

 

何にせよ、科学トリックがメインのガリレオで相続ネタは新鮮でした(^^)

当時のヨーロッパ王家の相続制度も解る、菊池良生著「神聖ローマ帝国」

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2013年05月15日

所長の伊藤大輔です。

 

菊池良生著「神聖ローマ帝国」を読みました。

 

タイトルのとおり神聖ローマ帝国を題材にした本で、

カール大帝の皇帝即位からフランツ2世の帝国解散宣言を概観します。

 

・オットー1世が即位した時は単に「帝国」と呼んでいたこと

・いわゆる大空位時代に初めて「神聖ローマ帝国」と公式に使用されたこと

など、学生時代によく分からなかった神聖ローマ帝国の理解が進みました(^ ^)

 

また司法書士としては、

・フランク王国を3分割して、ドイツ・フランス・イタリアの原型を作った男子均一相続制

・断絶した配偶者の実家を相続できる相互相続契約

など、当時のヨーロッパ王家の相続制度が興味深かったです。

 

さらに、コンクラーべの馴れ初めやヨーロッパのコーヒー文化のきっかけなどのネタも面白い!

 

いろいろな視点から楽しめる一冊です。

相続診断士の認定試験に合格!

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2013年05月12日

所長の伊藤大輔です。

 

昨日5/11、相続診断士の認定試験を受けました。

 

相続診断士とは相続診断協会が認定する民間資格で、

その役割はすべての人々が笑顔で相続を迎えるお手伝いをすることです。

 

相続に関係する資格ということで、

試験では民法の相続法をはじめ税法やコンプライアンスの知識も問われます。

 

GW中にみっちり勉強した成果も出て、

試験には無事合格(60点以上で合格)しました\(^o^)/

 

これからは「笑顔相続の道先案内人」たる相続診断士としても、

お客様の相続をサポートできることになります。

 

7月に届く相続診断士認定書が今から待ち遠しいです^ ^