新資格「遺品査定士」とは?

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2014年04月04日

こんにちは、スタッフの池田です!

 

 

4月になり、だいぶ春らしくなりましたね。

 

 

先日、公園で桜を眺めていて、その美しさを改めて実感しました。

 

 

注意して見ないと自然の美しさに気が付かないようになるなんて、我ながら情けないですね。

 

 

もっと心に余裕をもって生活していきたいと思いました(>_<)

 

 

さて、今日は遺品の話です。

 

 

身内が亡くなると、葬儀の手配をしたり、遺産相続をしたりと色々手続きが必要になりますよね。

 

 

その中で遺品整理も厄介な問題の一つです。

 

 

衣料品や寝具類、家具家電、骨董品、趣味で集めていたものなど、本当に多くのものが遺品として残ります。

 

 

遺品の貰い手がはっきりしていれば苦労しませんが、そうでない場合は処分するだけでも大変です。

 

 

最近は遺品整理業者も多く、そこに依頼する人も増えていると思います。

 

 

しかし、そこでトラブルが起きているそうです。

 

 

遺品整理業者が市場価格に疎いお年寄りを相手に、あまりにも安い金額で引き取ったり、

 

 

故人の通帳と印鑑を盗んで預金を引き出したりする悪質な事件が起きています。

 

 

実例では、5,000円で引き取られた壺が、後日、100万円の査定がついたとか。

 

 

このような遺品トラブルをなくすために遺品整理士認定協会が、この3月から「遺品査定士養成講座」を立ち上げたそうです。

 

 

遺品査定のノウハウ(骨董品など各専門家への紹介など)と、法的理解を有した遺品査定士の養成が目的だそうです。

 

 

受講の内容は特定商取引法、古物商、民法、刑法を中心にしたもので、受講後の試験に合格すると、

 

 

「遺品査定士」の認定書がもらえるそうです。

 

 

この資格を持っているから絶対に安心というわけではありませんが、

 

 

このような資格を積極的に取得している業者のほうが、真摯に業務に取り組んでいるというイメージがありますよね。

 

 

遺品整理業者を選ぶ一つの目安にはなりそうです。

 

 

他にも遺品整理業者を選ぶ方法として、口コミを調べたり、遺品整理士認定協会に問い合わせる等があります。

 

 

以上のことを踏まえて、悪質な業者に依頼しないように注意しないといけませんね。

 

 

ちなみに、家族にそのような苦労をさせたくないという方は、事前に整理したり、

 

 

エンディングノート等で遺品の処分方法を指定しておくといいですね。