こんにちは、スタッフの永井です。
6月に入り、衣替えの季節ですが、皆さんどうですか?
私はまだこれからで、なんとかしなくっちゃと思っているところです!(>。<)
先日、名古屋栄の愛知県美術館で開催している『シャガール展』に行ってきました!
20世紀を代表する画家のシャガールは、色彩が多彩で、空中に人物がフワリと浮かんでいたり
恋人が寄り添っている個性的な作品が多いですよね~。
今回のシャガール展は、晩年に、歌劇場・美術館・大聖堂などの大きな空間を飾るモニュメント的作品を
創作していて、それらの日本未公開作品を中心とした作品展です。
シャガールは、どのように大きな作品を創作していったのか?
興味がとってもありますよね~。
私の中でも、「シャガールが大きな作品を創作すると、どういう表現になるのかな?変わるのかな?」
と注目して観てきました~!!
シャガールはいくつも大作の下書きをパーツごとに描いていて、その下書きも沢山展示していました。
ひとつひとつこだわって作り上げていったんですね~。
パリのオペラ座の天井画の下絵にはこだわりのオペラの題目を
描きこんでいて、シャガールの想いが伝わってきます♪
実際、2パターン、天井画を準備していて、最終的にはその時のフランスの
大統領に決めてもらったということなんですが、その2パターンの
作品も展示していて、沢山の人が見入っていました~♪
この2パターン、大きく違うところはそんなになくて、微妙に色彩の配色・構図が違うんですよね~。
フランスの大統領もきっと決めるのに悩んだと思います!
オペラ座の天井画の他にも大聖堂のステンドグラスや、オペラの衣装の展示、
ラストにはシャガールの制作風景をカメラに収めた貴重なパネルの展示もあって
見どころ満載!!でした!!
結局、大作であってもなくても、やっぱりシャガールの表現は変わることなく
技法もいろいろチャレンジしていましたが、
シャガールはシャガール!!・・・そうなんだなぁと思いました。
60歳を過ぎてもなお創作意欲が旺盛で、新たなことにチャレンジし続けたシャガール。
私もその年代になった時、シャガールみたいに何かに向かって頑張っていたい!
・・・・なんとなく思ってしまいました…。
シャガール展ですが、先日入場者数が5万人に達し、記念セレモニーが開催されました!!
来場者数がびっくりする数ですが、会期が6月8までと迫っています!!
ぜひ!愛知県美術館へ行ってみてくださいね~(^O^)/