半沢直樹の原作、池井戸潤著「 オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」

カテゴリー:
2013年12月23日

所長の伊藤大輔です。

 

 

ドラマ半沢直樹の原作、池井戸潤著「 オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」を読みました。

 

 

オレたちバブル入行組は半沢が大阪西支店在籍時の、

 

オレたち花のバブル組は東京本店営業第二部へ栄転後の物語です。

 

 

銀行を舞台に、仕事にポリシーを持つ個人VS組織を描いております。

 

ドラマが大ヒットしただけあって、やはり面白い!

 

 

私が好きな台詞は「倍返し」よりも、

 

人生は自分で切り拓くもの、

肝心なのはその時々に自分が全力を尽くし納得できるように振る舞うこと(オレたち花のバブル組)

 

ですね^ ^

 

 

また、妻が キーマンになっているのも印象的な作品です。

 

半沢の妻をはじめ、夫を助けた浅野支店長の妻、夫を死地に追い込んだ大和田常務の妻など。

 

 

続編の「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」にも期待大です。

百田尚樹著「海賊とよばれた男」

カテゴリー:
2013年11月25日

所長の伊藤大輔です。

 

 

百田尚樹著「海賊とよばれた男」を読みました。

 

出光創業者の出光佐三をモデルにした歴史経済小説で、

人間尊重を掲げる国岡鐡造が第二次世界大戦前後の激動の時代を熱く生き抜く!

 

 

国岡鐡造がとにかく魅力的な男で、

その周りにも魅力的な男たちがドンドン集まってきます。

 

エンジェル投資家の日田、

銀行家は立派な商人を援助することが使命という長野頭取、

そして素晴らしい社員たち・・・

 

 

同著者の作品「永遠のゼロ」の主人公宮部とのニアミスもあり、

百田尚樹ファンを( ̄▽ ̄)ニヤリとさせるシーンも。

 

 

私の一押しは国岡のこのセリフ。

 

うちの店の一番の財産は人、

人こそが資産、

うちの店員はどこにも負けない!

 

私もこんなセリフが言える経営者になるぞ(^O^)/

ヒゲってこんなに奥深いものだった、阿部恒久著「ヒゲの日本近現代史」

カテゴリー:
2013年10月05日

所長の伊藤大輔です。

 

 

阿部恒久著「ヒゲの日本近現代史」を読みました。

 

主に明治時代以降のヒゲの歴史をたどっていく本で、

ヒゲってこんなに奥深いものだったとある意味感動しました!

 

 

この本によると、ヒゲの状況が変化する要因は次の4つ。

 

1.外国文化の影響

 

2.権力側の働きかけ

 

3.女性の目線

 

4.カミソリなどの器具の発達

 

 

従って、ヒゲがご法度だった江戸時代から一転してヒゲ男子が増えた明治時代は、

西洋化の影響のためでヒゲが権力を表す象徴になっていきました。

 

また、ヒゲなしや小さなヒゲが流行った大正時代は、

アメリガ文化の影響と女性の立場が強くなったてきたことが背景にあります。

 

 

他におもしろかったのは、次の部分です。

 

・髯(ほお)、髭(鼻や口)、鬚(あご)などヒゲが生える場所によって漢字が違う

 

・8月8日はヒゲの日(八の字髭から連想)

 

・天皇のヒゲはそれぞれの時代を反映している

 

 

実は私も大学後半から司法書士試験受験くらいまでヒゲを生やしていたので、

この本に興味を持って買ってしまいました(^^ゞ

 

ヒゲに興味がある男性は必読です!