エンディングノートは死の準備のためのものではない、金子稚子著「死後のプロデュース」

2013年08月27日

所長の伊藤大輔です。

 

 

金子稚子著「死後のプロデュース」を読みました。

 

死のとらえ方や”引き継ぎ”という概念について、

夫の死を通じて著者なりに感じたことを伝えようとする本です。

 

 

まず死については、

人生という大きな流れの中の一つの通過点にすぎないとしています。

 

そのため著者は、

本人や残される家族もはじめ、

すべての人がその人の死の先を考える必要があると主張します。

 

 

また”引き継ぎ”とは、

残される人たちが悲しみすぎないようにするために、

その人の死から前に進む力を残される人たちに与えるものです。

 

この著者によると、

エンディングノートも死の準備のためのものではなく、

生をより強くとらえ直したり、

死という点をどうしたいかを考えるきっかけとなるものとなります。

 

 

私はまだ死についてここまで達観はできておりませんが、

死のとらえ方そしてエンディングノートの位置づけなど、

非常に参考となった本です。

心のエンディングノートを勧める「あなたのお墓は誰が守るのか」

2013年07月14日

所長の伊藤大輔です。

 

枡野俊明著「あなたのお墓は誰が守るのか」を読みました。

 

著者はお寺の住職で、お墓について著者の提案と思いを述べた本です。

 

お墓とは魂が眠る場所で残された家族のために、

手を合わせる場そして独りの時間を持つことができる場を作っておくことは、

先立つ者の役割という文章が印象的でした。

 

実はお墓のことだけでなく、エンディングノートのことも触れられております。

 

エンディングノートのことで私がメモしたのは次のとおり。

・立ち止まって、本来の自分と出会う

・自分が書いたものを後で読み返すことは、自分自身を見つめ直すために大切

・親の教えや言葉を文字で遺し、自分の子に読ませる

 

もともと相続という言葉は、心や精神を受け継ぐという仏教用語。

 

その相続の本来の意味を体現するツールとして、

想言ノート(エンディングノート)の重要性を改めて認識した1冊です(^^)

時間を使いこなせ!本田直之著「レバレッジ時間術」

カテゴリー:
2013年06月23日

所長の伊藤大輔です。

 

本田直之著「レバレッジ時間術」を読みました。

 

実は、ブックオフにて100円で購入\(^o^)/

 

時間を自由に使いこなすための本で、

そのココロは時間を投資して時間資産を築き不労所得的に時間を得ること。

 

特に私の学びになったのは、仕組み化(再現性)。

そのために10〜15時間を投資したり、

何でもチェックリストにしたりすることは事務所経営にも積極的に取り入れたいです。

 

また、特に印象に残った文章は次のとおり。

・忙しいと言うな、予定が詰まっていると言え。

・時間があり過ぎるから時間がなくなる。

・お金は貯めることも稼ぐこともできるが、時間は取り返しがつかない。

 

より有意義な人生をおくるための投資として読んでおきたい一冊です^ ^