いまを読み解くための世界史

カテゴリー:
2013年03月30日

所長の伊藤大輔です。

 

宮崎正勝著「いまを読み解くための世界史」を読みました。

 

流れやストーリーを重視した世界史の本で、

地図や年表がふんだんに使われているため全体像を把握しやすい。

 

私も初めて知った次のような小ネタも満載!

・世界初の人権憲章は、キュロス2世の円筒印章

・秦の焚書は劉邦も踏襲し、前漢でも現行法だった

・リンカーンの奴隷解放宣言は、実は南部奴隷のみが対象

 

また、国際化・情報化・資本主義の過度の発展などを背景とした

第一次世界大戦時とこの21世紀の世界がよく似ているという指摘も実に興味深い。

 

私は世界史が大好きなので、

この本は勉強になるとともに楽しんで読むことができました♪(´ε` )

40代からのスターティングノート

2013年03月23日

所長の伊藤大輔です。

 

 

関眞次著「40代からのスターティングノート」を読みました。

 

スターティングノートがテーマの本ですが、

中身はオヤジたちの青春小説仕立てになっているため読みやすい!

 

また、実際にスターティングノートを作るためのシートも充実しています。

 

 

この本の中で特に私の心に残った言葉は、次のとおり。

 

・自己責任とは、自分の描いたシナリオで生きるということ

 

・ライフワークとは、夢を抱いていた時代に忘れ物を取りに行くこと

 

・健康、経済、心が老後人生の持参金

 

 

ところで、このスターティングノート、

イトー司法書士事務所が提案する人生の脚本としての「想言ノート」に近いもの。

 

その意味でも、私にとってお気に入りの一冊です(^^)

 

 

年齢を問わず、今後の人生設計を見直したい方には特におススメです!

夜行観覧車

カテゴリー:
2013年03月04日

所長の伊藤大輔です。

 

湊かなえ著「夜行観覧車」を読みました。

 

今放映中のドラマは観ていないのですが、

湊かなえ作品ということで原作が気になりチェック!

 

内容は、家族間殺人を題材にしたイヤミス。

 

家族をテーマに、家はお隣だけど心の距離は遠い3つの家族の話が展開されます。

 

家の中ではお互い何を考えているか理解できなくても、外に出れば3人家族と丸わかりではないか

という一文がこの小説を良く表しています。

 

個人的に印象に残ったのは、

悼む相手も、責める相手も、慰める相手も、みんな家族

という一文。

 

ドラマ派にもぜひご一読いただきたい作品です。