心のエンディングノートを勧める「あなたのお墓は誰が守るのか」

2013年07月14日

所長の伊藤大輔です。

 

枡野俊明著「あなたのお墓は誰が守るのか」を読みました。

 

著者はお寺の住職で、お墓について著者の提案と思いを述べた本です。

 

お墓とは魂が眠る場所で残された家族のために、

手を合わせる場そして独りの時間を持つことができる場を作っておくことは、

先立つ者の役割という文章が印象的でした。

 

実はお墓のことだけでなく、エンディングノートのことも触れられております。

 

エンディングノートのことで私がメモしたのは次のとおり。

・立ち止まって、本来の自分と出会う

・自分が書いたものを後で読み返すことは、自分自身を見つめ直すために大切

・親の教えや言葉を文字で遺し、自分の子に読ませる

 

もともと相続という言葉は、心や精神を受け継ぐという仏教用語。

 

その相続の本来の意味を体現するツールとして、

想言ノート(エンディングノート)の重要性を改めて認識した1冊です(^^)