こんにちは、スタッフの池田です。
とあるテレビ番組で「男にはわからない!女のポジティブひとり死」という特集をやっていました。
東京都での女性の孤独死はこの10年で1.6倍に増えているそうです。
孤独死というと死後何ヶ月も発見されなかったり、
遺品の処分で他の人に迷惑をかけてしまうのではないかという心配がつきまといます。
そこで今増えているのが自立した最期を元気なうちから準備する「ポジティブひとり死」だそうです。
特集されていた女性は、若い頃に離婚したため家族や子供がおらず、
死の約1年前から死後の手続等に関してNPO団体と生前契約を結び、準備をしていました。
そのため、死後、数時間で発見され、三日後には友人に死亡通知が届いたそうです。
最期まで人に迷惑をかけないようにと考えた、自立した女性だったのでしょう。
最近は、このような女性の為に、ひとり死を支えるNPO団体や社会福祉協議会などが増えているそうです。
基本的に女性の方が男性よりも平均寿命が長いのですから、配偶者がいても先に亡くなることが多く、
また、グローバル化する社会で子供たちが近場にいないという状況は珍しくなく、
ひとり死を迎える女性は今後さらに増加すると思います。
そこで、どうすれば今回のような「ポジティブひとり死」を迎えられるのか?
それを考える第一歩がエンディングノートです。
死後の自分自身や財産をどうしたいのか、死後の手続には何があるのか、残したいメッセージはないか、
など様々なことに気がつくと思います。
そうすれば、NPO団体や社会福祉協議会等の中から自分に合ったサービスを選ぶことが出来るでしょう。
もちろん私ども司法書士にご相談いただいても大丈夫です!
エンディングノートとは「死後の為」という意味もありますが、
自分の人生を見つめ直し、明日からの日々をより良いものにしていく、という意味もあります。
若い方でも騙されたと思って、一度エンディングノートを手に取ってみるとイイと思いますよ(^o^)
ちなみに最近は、40代の女性にエンディングノートのセミナーが人気みたいです。
やはり、活力ある明日を求める気持ちは男性よりも女性の方が強いということでしょうか?