こんにちは、スタッフの池田です!
みなさん、お花見はしましたか?
僕は車から眺めるだけでしたが(>_<)
今年は天候もよく、桜がゆっくり散っていく様子が見られて、なんだか感慨深い風景でした。
さて、そんなお花見日和だった4/5(土)、事務所スタッフ全員で「しあわせ終活フェア」に参加してきました。
複数の企業が協賛しており、内容も充実していました。
参加者は60~80代の方々が多く、結構賑わっていました!
入棺体験コーナーもあり、体験すると人生観が変わるそうです。
生きているときに棺に入ることなんてないですからね(+_+)
まず終活セミナー、成年後見セミナーを受講しました。
そのなかで印象に残った言葉は次のものです。
「自分の死後に、家族が一番困ることは何だと思いますか? それは、わからない、ということです。」
現実的な問題で、資産がどこにあるのかわからないということは想像できます。
でも、よく考えるとそれだけでしょうか?
例えば自分の親が亡くなった時、
親は自分のことをどんなふうに思ってたのかな?
どんな人生を歩んできたのかな?
まだやりたいことがあったかな?
と考えて、はっきりと答えられますか?
答えられる人は素晴らしいです!
僕は答えられないです。そんな人多いんじゃないですか?
身近な存在だから、勝手にわかったつもりになっていたり、いつでも話ができるからと思っているからでしょう。
やっぱり生きているうちにちゃんと話をするのが一番ですね。
そんなの何か恥ずかしい!という人はエンディングノートを書いておきましょう!(もしくは書いてもらいましょう!)
ということで、エンディングノートをもらえました。
このエンディングノート、なかなかよくできていて、
「どうしても譲れないこだわり」を書く欄があったり、書類を収納できるポケットがあったりします。
いやぁ~参考になります!
みんなでランチをした後は、映画「エンディングノート」の上映会に参加しました。
熱血営業マンだったお父さんが癌を宣告され、自分の死(葬式など)をプロデュースするという内容です。
これは実話で、そのお父さんの次女がその様子をカメラに収め、映画として編集したものです。
一言で感想を言うと、
絶対泣きます!号泣します!ハンカチ必須!!
本当に素晴らしい内容で、みなさんにも観てもらいたいので細かくは語りませんが、本当に良い映画です。
身内の死というものを題材にしながらも、決して暗く重苦しい雰囲気ではなく、
どちらかといえば軽妙でコミカルな表現が多く、笑いが起きる場面もあります。
観終わった後には、家族の大切さを感じることはもちろん、
よし!明日からも頑張ろう!
という前向きな気持ちにもさせてくれる映画です。
個人的にはお父さんの最後のシーンで号泣。(以下、少しネタバレですので注意)
病院のベットでお母さん(妻)と二人っきりになり、
お父さんが最初で最後の「ありがとう」を言います。
お母さんは「一緒に行きたい」と答えます。
なんだか二人の愛を感じるシーンでしたね。
少し非常識かもしれませんが、自分もこんな最期を迎えられたらと思います。
今回、この終活フェアに参加して多くのことを考えさせられました。
ここには書ききれませんでしたが、やんちゃ和尚さんと呼ばれる住職さん(この方も癌宣告を受けている)の講演や、
相続税など税務相談コーナーがありました。
僕は20代で、まだ自分の死というものに実感は少ないですが、
決して他人事ではなく、それは必ずやってくるものだと再確認しました。
この仕事をしていると、余命何日という方にお会いする機会もあります。
そんな時、その方の立場に立って考え、
少しでもその方のお役に立てるように、これからも頑張っていきたいと思います。
最後に、映画「エンディングノート」はDVDが発売されていますので、気になった方は是非ご覧ください!